コレクション: 素肌の玄米

古町糀製造所のあゆみ

「糀」という素材にほれ込み、これを多くの皆様に知っていただくために創業した2009年。
甘酒を発端としながら、日本酒や味噌、漬物など様々な発酵食品に携わってきました。いずれも「糀」の存在がその根幹にあるものです。

発酵食品はからだにいい？

「発酵食品が身体にいい」よく聞く言葉だと思いますが、具体的に何がいいのでしょうか。
キーワードの一つは腸内環境の整備。発酵食品が豊富に含む酵素が腸内で善玉菌の増殖を助ける作用があるとされています。
美味しい食品を食べて頂く一方で、腸内から皆様のサポートができていたのです。

玄米が腸内環境を整える

時期を同じくして、「玄米の食物繊維が腸内環境に良い影響を与える」ということを知りました。海外では日本以上に学術面の研究があるようです。
一つ玄米に着目するきっかけとなる出来事でした。

玄米を扱いたいが・・・

玄米という素材の魅力を知ってから、商品として扱う方法の模索が始まります。
素晴らしいものではある反面、炊くのに時間がかかる点や癖があって食べづらいなどネガティブなイメージが付いて回る側面もありました。
普通の玄米なら既に沢山の商品がありますので、これは古町糀製造所ならではの商品探しでもあります。

炊きやすく美味しい玄米

そんな折、かねてより付き合いのあった新潟市内の米屋さんからあるご提案を頂きます。
それこそが、古町糀製造所の求めていた特別な玄米でした。
吸水率を高め「炊きやすく、食べやすい」を実現したこの玄米を【素肌の玄米】と名付けました。
それは、健康な素肌に水分が染み込んでいく様子に着想を得たものです。

滑らかな玄米甘酒

ご縁は重なり、加工用の素材として非常に扱いやすい玄米粉に巡り合います。
これまでの玄米甘酒は、粒が残って機械が目詰まりするなどその加工工程にも難点がありました。
また普通の玄米粉を使おうとしても、粉っぽさが残るなど加工食品の素材としては不向きなものが多かったのです。
この度巡り合った玄米粉は、そのような点を克服した、まさにかゆいところに手が届く素材です。
こうした縁から実現したのが新しい玄米甘酒「細挽き玄米と糀の美味しいあまざけ」なのです。